四季折々にさまざまな表情を見せ、日本のスイスとも称される上高地。
年間200万人もの人々が訪れる日本有数の山岳リゾートです。
今回の記事では、河童橋から横尾までの行程をご案内します。
上高地へのアクセス、基本情報は
日本のスイス！？上高地ハイキング① をご覧ください。
ハイキングコース
河童橋～大正池までと違って、徐々にアップダウンが厳しくなり山道らしくなっていきます。
河童橋 ⇔ 明神池（右岸） 約3ｋｍ 60分
河童橋 ⇔ 明神池（左岸） 約3ｋｍ 60分
明神池 ⇔ 徳沢 約3ｋｍ 60分
徳沢 ⇔ 横尾 約3.5ｋｍ 70分
日本のスイス！？上高地ハイキング①にてご案内した、滞在時間4時間の場合は、明神池（右岸）⇒（左岸）で戻ってください。
明神池まで
では、河童橋から梓川右岸を通って明神池を目指します。
明神池までの右岸と左岸では、左岸の方が歩きやすいです。
明神池で戻る場合、後半が楽なように右岸から行きましょう。
岳沢湿原
河童橋から梓川の右岸を10分ほど行ったところが岳沢湿原です。
周辺は木道になっており階段が多数ありますが歩きやすいです。
木道が張り出してデッキみたいなところが、絶景ポイントです。
正面に六百山があり、イワナや水鳥が泳いでいたりでなごみの場所です。
少し過ぎたところに、穂高岳への登山基地である岳沢小屋への登山道があります。
こちらもそのうちご案内します。
嘉門次小屋
林道みたいな川沿いの山道を歩いた先に、嘉門次小屋があります。
嘉門次さんは、明治初頭、日本にやってきたウェリントンさんを上高地までガイドした木こりさんです。
山小屋は、嘉門次さんの子孫の方が運営されています。
囲炉裏でじっくり焼き上げた、イワナの塩焼きが名物です。
そのた、お蕎麦や各種定食を召し上がれます。
穂高神社 奥宮
嘉門次小屋の先の鳥居をくぐったところからが、ふもとの安曇野市に本宮がある穂高神社の奥宮境内になります。
今は、「上高地」と漢字で書きますが、昔は「神垣地」あるいは「神降地」と、書き表していたそうです。
そんな由来通りに神秘的な雰囲気が漂います。
明神池も境内の一部で、入場には拝観料が必要です。（300円）
明神池は2つにわかれており、明神岳をバックに大正池とは一味違った、パワーと美しさを感じますね。
ご朱印やお守りも頂けます。
奥穂高岳の頂上には、嶺宮もあります。ぜひ行ってみたいです。
毎年10月8日にお舟神事が執り行われます。
2018年、たまたま遭遇しました。
明神橋
境内をあとにして、明神橋を渡ると左岸の道にぶつかります。
山小屋 明神館がある場所です。
河童橋に戻るなら、右側に。
山道を越えて小梨平まで行けば、平坦地になります。
色とりどりのテントが並んでいます。
上高地ビジターセンターを過ぎれば、河童橋はもうすぐ。
徳沢、横尾は左手に進んでいきます。
徳沢
写真は用意出来次第、掲載いたします。
1時間、アップダウンのある山道を歩き続けると、徳沢に入ります。
昔は、牛や馬が放牧されてる牧場でした。
現在は、小梨平と同じく色とりどりのテントが立ち並ぶ、キャンプ場となっています。
山小屋が2軒あり、徳沢園は井上靖の小説「氷壁」の舞台となった宿です。
立ち寄りでのオススメは、カレーとソフトクリーム！
徳沢まで来たなら、ぜひお試しください。
横尾
徳沢から約70分。かなり急になった山道の先が横尾です。
横尾まではハイキング、ここから先は登山の区分となりますが、まわりは涸沢、槍ヶ岳へ向かう登山客がほとんどです。
横尾山荘
ほぼ登山客オンリーです。
横尾橋
ここから先は、登山装備が必要です。
涸沢、槍ヶ岳はまだ行ったことがなくて、2020中に踏破したいと考えています。
上高地② まとめ
横尾から河童橋まで3時間ちょっと。
往復で約7時間ですが、ぎりぎり日帰り範囲です。
お疲れさまでした！
次回は、河童橋から岳沢小屋までをご案内したいと思います。
